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2014年01月06日

【椎間板ヘルニア】治り方

ヘルニアの治り方


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ヘルニアの変化が進んだ段階、すなわち髄核の突出や脱出が
おこったときはどうなるのでしょう?

これにはいくつかの治り方が考えられます。


第一は、飛び出した髄核が、また元の位置に戻って、
線維輪の裂け目もしっかりふさがってしまう場合です。

これはもっとも理想的な治り方ですが、なかなか思ったようには
いかないのが現実です。
髄核の戻り方も線維輪の修復も不十分なことが多く、
再発の原因になってしまいます。
なんといっても十分な期間、腰椎を安静に保つことが、
理想的な治り方に近づく一番のよい方法なのです。

第二は、脱出した髄核がそのままの位置に止まりながら、
水分を失って小さくちぢんでしまうことがあります。

初めの大きさの三分の一にも、四分の一にも収縮してしまうと、
減るには、もはや神経を圧迫して痛みをおこすほどの存在では
なくなってくれるのです。
このようにヘルニアを無力化することも、たしかに一つの
治り方には違いありません。

第三は、脱出した髄核がよそに移動して、もはや神経を刺激
しなくなることがあります。
実際に、手術をしてみると、思いもかけないところにまで
ヘルニアの内容が移動していることも多々ある事です。

第四は、ヘルニア自体はあまり変わりがなくても、
神経の炎症がおさまることによって、症状がとれてしまうことが
多々あります。
実際にMRIや脊髄造影でヘルニアの存在がはっきりしているのに、
病気がよくなってしまう人も珍しくありません。


椎間板ヘルニアによる痛みには、神経が物理的に圧迫される刺激
だけでなく、二次的におこった神経の炎症や循環の障害が
少なからず役割を演じているのです。
このような障害を鎮静させることができれば、痛みは消退し、
病気は一応よくなります。

いろいろな薬物のめざすところも、結局は炎症をおさえて
痛みを和らげようというところにあるのです。
症状はおさまっても、ヘルニアは依然存在しているとすれば、
いわばみかけだけの治り方ですので、再発の棄権が多いことは
いうまでもありません。

posted by ドクター咲子 at 00:33 | 健康・保険
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