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2014年01月15日

【椎間板ヘルニア】薬事療法と硬膜外ブロック

椎間板ヘルニアの薬事療法と硬膜外ブロック

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ヘルニアの痛みが強いときは安静だけでは不十分なので、
適当な鎮痛剤を使う必要があります。
アスピリンなどのサリチル酸剤はよく使われますが、
最近はもっと効力が強くて副作用の少ない消炎鎮痛剤が
たくさん開発され、症状に応じて処方されます。

胃が弱い人は、内服すると胃痛や胃部不快感をおこすことがあります。
こんな時は胃薬を併用するか、内服よりも座薬として用いるほうが
安全です。
貼り薬は日本人に好まれる処方ですが、最近は消炎鎮痛剤が
入ったものが多く、かぶれにくい人にはよいと思います。

鎮痛剤と併用して、筋肉の緊張をやわらげる筋弛緩剤も
よく処方されます。
副腎皮質ホルモンは強力な炎症抑制作用があり、多かれ少なかれ
神経の炎症が存在している痛みの強い時期には、有効な薬剤の一つです。

しかしこのホルモンを内服するときには、さまざまな副作用の
危険がありますから、椎間板ヘルニアの治療のためにこの薬が
処方されることはほとんどなくなりました。

もっとも効果があるのは、腰椎部に特殊な針をさして、
神経根のまわりに局所麻酔剤と副腎皮質ホルモンを注入する方法
(硬膜外ブロック)です。

これによって神経の炎症を効果的に抑制することができますので、
とくに急性のはげしい痛みには有効です。
一週間に一度ないし二度の割合で、数回くりかえして注射する
ことができ、心配するような副作用もありません。

入院治療として行うのが原則で、週二回の注射を六回、
三週間を1クールと私達は考えています。

posted by ドクター咲子 at 22:54 | 健康・保険
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