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2014年02月25日

【椎間板ヘルニア】手術後の問題

【椎間板ヘルニア】手術後の問題


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椎間板ヘルニアの手術をおえた患者さんが百パーセント
きわめて順調に経過するわけではありません。

手術直後の問題としては、痛みやしびれなどの症状の回復が
ふつうより遅れ、かなり長い時間がかかる方もいらっしゃいます。
これは多くの場合、神経根とヘルニアとの間の癒着が強かったためで、
神経の炎症状態がおさまるのに時間がかかるからです。

また、ヘルニアをとるためには、癒着をはがして神経を脇に
よけなければなりませんので、この操作が神経の炎症を
一時的に強くすることもあります。
いずれにしても、普通より二倍、三倍の時間がかかっても、
ゆっくりとではありますが、症状はよくなっていくのが
常でありますから、焦らずに医師の指示にしたがって
後療法をすすめるようにしてください。

ときには足のしびれがかなり後まで残ることもあります。
これは近くの神経線維が非常に細いので、回復の力に乏しいためです。
さいわい、こうしたしびれは軽いもので、歩行にさしつかえるような
ことはありません。

手術後しばらくたってからおこる問題としては、
ギックリ腰のような痛みの発作を起こすことがまれにあります。
ひょっとしてヘルニアの再発か!とびっくりする患者さんも
いらっしゃいますが、本当の再発はめったにおこるものでは
ありませんのでご安心ください。

大部分は椎間板の変性をもとにした一種の捻挫であって、
数日安静をとり、その後しばらくコルセットで腰を保護すれば
よいと思います。
時には神経根の炎症の症状が、数週間もつづくころがありますが、
適度の安静によりおさまるのが普通です。

同じ場所でのヘルニアの再発は極まれですが、ないわけではありません。
時にはほかの場所に新たなヘルニアができることもあります。
ですから、もし長いこと症状が続くようでしたら、MRI検査を
やりなおす必要があります。

また慢性の腰痛が出没することもあります。
これは椎間板の変性が進行して不安定になったためと考えられ
腰にかかる負担を少なくするように十分気をつけなければ
なりません。

posted by ドクター咲子 at 16:18 | 健康・保険
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