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2014年03月16日

【腰痛】腰痛症の原因@

腰痛症の原因@


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慢性の腰痛は、ギックリ腰の場合とちがって、一回の
外傷ではなく、繰り返し加えられる力学的ストレス、
あるいは長時間つづく不自然な緊張、などがつみかさなって
おこります。

急性の腰痛が一種の「捻挫」であるとすれば、慢性の腰痛には
「過労」という言葉がふさわしいと思います。
あるいは「ひずみ」といったほうがよいでしょうか。




緊張がつみかさなる結果、腰に「ひずみ」を生じるのです。

実際にアメリカやイギリスでは「腰仙椎ひずみ症」という
病名がよく使われています。

これは、腰椎と仙骨との移行部のところに痛みを生じやすいため、
そのように呼ばれるのです。

痛みを感じやすい場所は、急性の腰痛と同じことで、やはり
椎間板とその周辺の靭帯、後方の椎間間接、それに筋肉と
筋膜などが問題となります。

これらの場所に、じわじわと不自然な緊張が繰り返しつみかさね
られるうちに、そこに分布する痛みの神経が刺激されるように
なっていきます。

とくに慢性の腰の痛みでは、筋肉の役割が重要です。
人間の身体は、どこか痛いところがあると、反射的に
まわりの筋肉が緊張して、痛いところを保護しようと働きます。

筋肉の緊張が長く続くと、血液の循環が悪くなり、乳酸などの
有害な老廃物が局所にたまってしまいます。

よどんだ有害物質は神経を刺激して痛みをおこし、
その結果また筋肉の緊張が強まる、という悪循環がおこるのです。

不自然な緊張が腰に生ずるいきさつには、いろいろなものがあります。
いずれにしても、物理的なストレスの過重、あるいは静力学的な
不均衡が、その共通の基盤をなしています。


考えられるのは第一に、姿勢の問題です。

腰は軽く前にそっているのが最も疲れにくい、自然な姿勢です。
普通、骨盤は前に約30度傾いており、そのために背骨の生理的な
弯曲が生じています。
このかたむきがもっと強ければ、骨盤の上にのっている腰椎の
カーブも強くなります。

背骨がよい姿勢から遠ざかるにつれて、腰にかかるストレスは
大きくなります。
もっともよい姿勢、わるい姿勢といっても、相対的なもので、
もともと四本足で歩いていたはずの人間の祖先が、二足歩行に
なったため、腰と骨盤のつなぎ目は力学的に無理を生じやすい
ところになりました。

椎間板の疲労がおこり、靭帯はひきのばされ、筋肉は無理な
緊張をしいられます。
悪い姿勢では、いっそうこの傾向が強くなるわけです。

悪い姿勢は、筋肉の力のバランスが悪いためにおこることが
多いのですが、また、習慣の積み重ね、あるいは病気による
こともあります。

たとえば、側弯症とよばれる脊椎の曲がる原因不明の病気では、
腰のカーブも異常となり、腰痛がおこりやすいものです。

また、股関節に病気があると骨盤の前傾が強くなり、
腰椎のカーブも強くなります。


posted by ドクター咲子 at 02:11 | 健康・保険
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